リバスチグミンの
貼り薬の使い方
貼り替え・貼る場所・かぶれ
1日1回、24時間ごとに貼り替えます
この貼り薬は1日1回貼り、24時間ごとに新しいものに貼り替えます。原則として、1回に貼るのは1枚だけです。
少ない量から始めて、原則として4週ごとに少しずつ増やしていくのが基本の進め方で、維持の量に届くまでには通常12週間以上かかります。量は医師が決めますので、処方されたとおりにお使いください。
貼る前に、前の1枚をはがしたか確かめる
貼り替えのときに、前に貼っていたものをはがさずに新しいものを貼ったために量が多くなりすぎ、重い副作用が出た例が報告されています。新しいものを貼る前に、前の1枚をはがしたことを必ず確かめてください。
貼っているものがはがれたときは、その時点で新しいものに貼り替え、翌日からはいつもどおりの時間に貼り替えます。
貼る場所
背中、上腕、胸のいずれかの、健康な皮膚に貼ります。体毛が少なく、体にぴったりした服を着てもこすれない場所を選んでください。
- 貼る場所の皮膚を拭いて清潔にし、乾いた状態で貼ります。
- 貼る場所に、クリーム、ローション、パウダーを塗らないでください。
- 傷や湿疹、皮膚炎のある場所には貼らないでください。
毎回場所を変えて、かぶれを防ぐ
この貼り薬では、貼った場所の赤みやかゆみなどの皮膚の症状が多くみられることが添付文書に書かれています。皮膚への刺激を避けるため、貼る場所は毎回変え、同じ場所にくり返し貼らないでください。
同じ場所に毎日貼ったりはがしたりをくり返すと、皮膚の表面がはがれるなどして、血液中の薬の濃度が高くなるおそれもあります。
赤みやかゆみなどが出たときは、医師にお伝えください。塗り薬を使う、量を減らす、一時休むなどの対応を医師が判断します。
使い終わったものの捨て方と保管
24時間貼った後も、貼り薬には成分が残っています。はがしたものは貼る面を内側にして折りたたみ、小さなお子さんの手や目の届かない所に捨ててください。貼り薬を扱った後は、手で目に触れず、手を洗ってください。
使うまでは小袋に入れたまま、小さなお子さんの手や目の届かない、高温にならない所に保管してください。
気をつけたい体の変化
使い始めや量を増やしたときに、めまいや眠気が出ることがあります。添付文書では、自動車の運転など危険を伴う機械の操作をさせないよう注意することとされています。
吐き気や嘔吐が出ることがあります。嘔吐や下痢が続くと、体の水分が足りなくなる脱水になることがあります。吐き気などが出たときは、量を減らしたり一時休んだりすることがありますので、医師にご相談ください。また、体重が減ることがあるため、治療中は体重の変化にも気をつけてください。
- 脈がとても遅い、胸が痛む、気を失った。
- 嘔吐や下痢が続いている(脱水のおそれ)。
- けいれんが起きた。
- 実際にはないものが見える、強く興奮する、混乱している。
このような症状に気づいたときは、すぐに医師にご連絡ください。
診察のときに伝えていただきたいこと
ドネペジルなど、同じ働きをもつ認知症の薬とは一緒に使いません。ほかに使っている薬は、すべて医師にお伝えください。
次の病気がある方、またはあった方は、診察のときにお伝えください。
- 脈の異常などの心臓の病気
- 胃潰瘍や十二指腸潰瘍
- 気管支ぜんそくなどの肺の病気
- てんかんなどのけいれんを起こす病気
- パーキンソン病
- 尿が出にくくなる病気
- 重い肝臓の病気
お薬をやめたり、量や飲む時間を変えたりするときは、自己判断ではなく、処方を受けている医師や薬剤師にご相談ください。
Q. 貼り薬がはがれてしまいました。どうすればよいですか?
A. はがれた時点で新しいものに貼り替え、翌日からはいつもどおりの時間に貼り替えます。
Q. 毎日同じ場所に貼ってもよいですか?
A. 同じ場所にくり返し貼ると、皮膚への刺激が強くなり、血液中の薬の濃度が高くなるおそれもあります。背中、上腕、胸の中で、毎回場所を変えて貼ってください。
Q. 前の貼り薬をはがし忘れて、2枚貼ってしまいました。
A. はがさずに新しいものを貼ったために量が多くなりすぎ、重い副作用が出た例が報告されています。気づいたときは、すぐに医師にご連絡ください。
出典:イクセロンパッチ 添付文書(2024年10月改訂 第4版、PMDA 医療用医薬品情報)。
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池川内科・神経内科(愛媛県東温市)では、一般内科・脳神経内科・リハビリテーション科を併設しています。毎週木曜・金曜は脳神経内科専門の担当医による外来を行っています。